暁天推しの軌跡〜その2「初めての生演奏編」
前回、すっかりあっという間にどっぷりと「暁天の賽助さん推し」にハマり込んだ私ですが、それでもまだ神戸から東京まで暁天に会いに行く、とまではいってませんでした。
ひたすら動画を漁り、繰り返し繰り返し、「もしかして私も太鼓叩けるんちゃうか⁈」と勘違いするほど見るだけでした。
そんな私に朗報が。
2016年10月29日、暁天が大阪に来るーー!
大阪天満宮のハロウィンのイベントに参加されるということで、暁天としても初めての遠征です。
嬉しいことに翌日は姫路でのイベントにも参加、2日連続で会えるという奇跡が起こりました。
その日の顛末は過去のブログにも書きましたので割愛しますが、1番驚いたのは「賽助さんて全然しゃべらん!」ということ。
雑談やゲーム実況での鉄塔さんを良く知る方には俄には信じ難いと思いますが、賽助さんは暁天の時はほとんどしゃべりません。
おしゃべりはMC担当のちょびさんに任せており、マイクを向けられても拒否するほど。
たまに他のメンバー紹介や賽助先生としての書籍の宣伝のためにマイクを持ちますが、それはそれは真面目に紹介する以外は、本当に無口です。
それでも、すべり散らかすちょびさんにボソっとマイク無しの小さな声でツッコミを入れたりするので、私は後に、ちょびさんがスベリ始めたら賽助さんの声に耳をすますようになりましたよ。
大阪に来られた当時は暁天もまだあまり認知されておらず、演奏を聴きに来られた人も100人足らず。
そのうちの半分ぐらいはおそらく、「ただ和太鼓を聞きに来た近所の人」だったように思います。
演奏後のサイン会(著書「君と夏が、鉄塔の上」リリース直後)では、ひとり別テーブルを用意された賽助先生がぽつんとヒマそうにしていたほどでした。
ヒマそうな賽助さんをフォロワーさんとイジり倒したのも懐かしい思い出です。
そして、生まれて初めて和太鼓の生演奏を聴いた私は魂の奥底まで揺さぶられ、ついには東京にまで暁天を追いかけて行くことになるのです。