夏の思い出 〜プール編〜
毎日、暑い暑いばっかり言っていたら、天の神様が聞き届けてくれたのでしょうか。
明日から少し気温が下がるようです。
台風も来るんですけどね。
夏ですから暑いのはしょうがないんですけど。
それでも今年の暑さは大変なものですね。
「災害」レベルらしいですよ。
ニュースでは、小学校の夏休みのプール解放を中止するところがあるとか。
水温が35度にまで上がって、お風呂並みの温度になってしまい、プールに入った子がのぼせちゃうんですって!
暑い夏に冷たいプールに入るのが楽しみなのに、入ってみたらお風呂って……。
がっかり感がすごいですね。
プールと言えば、私は小学校3年生の夏休みまで、泳げない子でした。
それまで通っていた千葉県の小学校が新設校で、プールがなかったのです。
夏は2週に一度だけ、市民プールを学校が借りきり、パチャパチャと水遊びをする時間でしたから、泳げない子はたくさんいました。
その代わりと言ってはなんですが、ピッカピカの体育館はあったので、縄跳び指導がすごかったです。
1年生で「1分間に二重跳び80回」の縄跳び1級を持ってましたから。
そんな泳げない私が3年生の夏休み直前に転校した大阪の小学校は、市内でも有名な「プール指導強化校」
3年生にもなって泳げないのは、クラスで私を含めて2人しかいませんでしたよ。
まるで珍獣のように見られました。
先生には「どこか悪いの?」と心配される始末。
縄跳びの秘技を披露してみましたが、ヒーローだったのはほんの一瞬だけでした。
そもそもみんな、縄跳びに興味ありませんから。
そんな学校のプールは2つあり、授業は毎日2時間枠。
私はひざ下までしかない水たまりのようなぬるいプールで、ほぼ放置されていました。
それがなんとも悔しくて、夏休み中に大特訓した結果、夏休みが終わる頃には、平泳ぎで1kmは泳げるようになりました。
ちなみにその学校では、平泳ぎの場合は泳いだ距離よりも時間で検定されるので、みんな1時間近くずーーっと泳いでいます。
シュールですね。
その夏休みで得たものは、小3で1km泳げても3級という中途半端なプール検定と、たった1ヶ月で両目とも1.5あった視力が塩素で焼けて0.7まで落ちた、ということでしたよ。
さて、長らくプールにも行ってませんが、まだ泳げるんですかね?
泳ぎと自転車は、一度できたら一生できると聞いたことがありますけど。
しばらく試してみる機会はありそうにないです。
今回はこの辺で。