ダンナさんのセンスには元から期待していませんから
なんだかんだと慌ただしかった日々もようやく落ち着いてきて、新居にも徐々に慣れてきました。
買い足す家具なども少しずつ揃ってきて、残りのダンボールもひとつ、またひとつと減ってきています。
そんな中、ダイニングに確保したダンナさんのワーキングスペースの机が届きました。
どれにするかずいぶん悩んでいたようで、やっと決まったんですね。
キッチンは私の領域で、好きな家具、好きな小物やファブリックで揃えたので、ワーキングスペースはダンナさんの自由にするという約束です。
届いた机は折りたたみ式で、狭いダイニングには大きさもちょうど良くコンパクト。
高さはダイニングテーブルと合わせたようです。
ところが。
素材がパイン材。
いやパイン材は嫌いじゃないです。
むしろ割と好きです。
ダンナさんはナチュラル系に揃えたいという私の希望を加味してくれたんですね。
ただし、ダイニングセットとその近くに鎮座している仏壇が、わざわざ探して色を合わせた「ダークブラウン」なんです。
ダイニングスペースの1番と2番に大きな家具の色がダークブラウンの中に、いきなりまぶしいほど明るい色のパイン材。
いや目が痛い。
買う前に一言「パイン材にしようかな?」と教えてくれていれば色についてのアドバイスができたんですけど、聞いた時には「明日届く」だったので時すでに遅し、でした。
さすがにダンナさんも「思ったより明るい色やなぁ」なんて言ってますが、もともとそういったことには無頓着なタイプですから、なにやら楽しそうにPCのセッティングを始めましたよ。
夫婦円満のコツとして普段から心がけているのは、「もうどうしようもない事には文句を言わない」という事。
言いたいだけの文句は揉める元ですから。
パイン材は経年で色が深くなるし、せめて黄色や赤じゃなかっただけでも。
本人が気に入っているのなら、それで良しとしましょうかね。