高い雲のそのまた上へ。
三連休最後の今日は、久しぶりにダンナさんの地元へ行ってきました。
本家の大おじさんが亡くなってしまったのです。
御歳90歳でした。
お葬式に行くまでは、残念だなぁ、本家も大変だなぁ、ぐらいにしか正直思えてなかったのですが、葬儀の最後にお棺の蓋を閉める時に見えたのが、信心深い大おばさんの筆跡による、般若心経の写経。
半紙に薄墨で、それはそれは見事な美しい達筆で書かれたものが、何枚も何枚もおじさんの身体にかけられていました。
それを見た時に、大おばさんの悲しみがどーん!と伝わってきて、思わず涙が溢れてきました。
夫婦として連れ添って65年だったそうです。
もうひとつ見事だったのが、我が家もお世話になったご住職様のお経。
なんと5ピースバンド(こらこら)による、素晴らしいお経のフルコーラスでした。
檀家総代でもある本家ですから、ご住職様もがんばってくださったのでしょう。
いつもにも増して渋く美しい声でしたよ。
以前にも書きましたが、こちらのご住職様、2代目でまだ若くていらっしゃるのですが、180cmの長身と、暁天の高木さんを彷彿とさせるイケメンさんなのです。
4人のお坊様を引き連れて入場されてきた姿は神々しいまでありましたよ。
大変よきお経を聴くことができました。
義父のお兄さんである大おじさん。
極楽でも兄弟仲良く、ゆっくりと休んでくださいね。
そんなこんなで三連休も終わりですね。
なんだか自分のおじいちゃんに会いたくなってしまったので、来週はじいちゃん家に行ってこようかな?
雲が高い秋の穏やかなお天気の、今日の出来事でした。
今回はこの辺で。