なるをの日々徒然

日々のアレコレをツレヅレします。

台風の被害報告

今日は台風一過で暑い日でした。

我が家はなんの被害もなく、今朝までJRが止まっていて、通勤が不便だなぁなんて呑気に会社に行ったら、大変なことになってました。

 

いや、会社は無事なんですけどね。

 

今回の台風は大阪の南方面に多大な被害を及ぼしたようで、関西空港、大阪南港、それに神戸港、さらには湾岸地域に倉庫を持つ流通系の会社に、浸水や停電など大きなダメージがあったようです。

 

弊社で1番大きな被害者は、昨日の昼から中国へと出張に出る予定だったメンバー

 

午前中はずいぶんといいお天気だったので、予定通りに関空に入ったところ、にわかに大荒れの天気となり、飛行機は欠航。

 

あれよあれよと言う間に浸水してきて、おまけに関空と大阪を結ぶ連絡橋にタンカーが激突。

橋は不通に。

浸水と停電で関空島から脱出不可能になってしまったのです。

 

およそ3000人が関空内に取り残されたまま、まさに孤島となってしまい、そのまま一夜を明かすことになったそうです。

 

一夜明けて今日。

辛うじて飲食は賄えたものの、まともに寝ることもできないまま朝を迎えたところで状況は何も変わらず。

 

スマホの充電も満足にできず、電波も非常に悪い中、切れ切れに連絡を取り合うも、こちらは何もしてあげられない。

 

どうやら昼頃まで、連絡橋にタンカーが激突したことも知らなかったようです。

 

ちなみに、関空から神戸空港へと大阪湾を横断する高速艇があるのですが、それがようやく動き始めたのも昼過ぎ。

しかも1時間に1往復ほどしかできない高速艇には一度に100人程度しか乗れず、順番待ちの長い列が遅々として進まない。

 

業を煮やした人々が、強引に車で連絡橋を渡るべく動き始めたのが夕方遅く。

 

弊社のメンバーも車組のようですが、大変な渋滞で、橋を渡りきるのだけで推定5時間と連絡があったのは、すでに暗くなり始めた18時過ぎでした。

 

どうか今頃は無事に家に帰り着いていますように。

 

細切れに入る情報だけでも、まるでリアルなパニック映画のワンシーンのようで、心が痛い思いでした。

 

他にも自宅の屋根が飛んでしまった人、家族が風に煽られて足を骨折しちゃった人、2mほどもある看板が飛んできて自宅に突っ込んだ人、今日は避難先の体育館から出勤してきた人など、被害報告はたくさんありました。

 

ちなみに、関空の復旧には早くて半年はかかるとのこと。

旅行だけでなく、流通にも大きな打撃です。

 

どうか被害に遭われた皆さんが無事に乗り越えられますように。

 

今回はこの辺で。