大阪南部の台風被害を忘れないで
雨の月曜日の朝です。
秋の長雨だなんて言いますが、こうも続くとなかなか厳しいですね。
先週の台風の傷跡も癒えないまま、次の台風も発生して、もう踏んだり蹴ったりです。
立て続けに北海道で大きな地震があって、大阪南部の台風被害は、なし崩し的に報道されなくなってしまいましたが、実はまだまだ復旧が進んでいないようです。
弊社のメンバーには、大阪南部住まいの人も多く、まだ会社に来れない人もいるのです。
停電してからすでに5日以上もたっており、未だに水も電気も不自由な生活を強いられている人がたくさんいます。
ところでSNSなどでは、電気や水道の会社を責める人がいるようですが、それはお門違いと言うもの。
もちろんライフラインを安定させることがそれらの会社の役目ではありますが、自然災害は会社のせいではありません。
不思議なのは、そういった会社を声高に責め立てているのは、なんの被害も被っていない人たち。
肝心な被災者たちは、目の前で復旧作業に尽力している人を見てますから、却って感謝の言葉を発信しているんですね。
責めている人は、被害にあった人たちのために言っている、という理屈ですが、復旧作業にあたっている人もまた被災者であったりするのです。
友人のご主人は、電気会社にお勤めですが、台風から1週間、1日しか家に帰ってきていないそうです。
文字通り、不眠不休で復旧作業にかかりっきりで、先日久しぶりに帰ってきたらたった4日で5kgも痩せていたそうです。
その人の家は屋根が半分めくれて、ブルーシートを被せただけで、修繕の目処さえたっていません。
矢継ぎ早に発生した台風22号。
どうかこっちに来ないで!
そんなことを思う今日この頃です。
今回はこの辺で。