頭の中を少しご紹介(誰得)
前回の続きです。
ふとしたきっかけで調べてみようと思ったHSP。
知れば知るほど自分の行動や考え方に当てはまるので、最後には少し面白くなってきてしまいました。
例えば。
子供の頃は、間違い探しやトランプの神経衰弱が異常に得意でした。
パッと見て違和感があったり変化があると、すぐに気がつきました。
今は記憶力の方がそれについていかないので無理ですけど。
例えば。
海に行って何も考えずボーッと眺める、というようなことができません。
「海がきれいなのはまだ海水浴シーズンじゃないから汚れてないんだな匂いも別に臭くないし水が澄んでいるなこの辺ではどんな魚が釣れるのかなダンナさんなら知ってるかなあれ今聞こえたのはなんの音だろうそういや向こうに工場だか作業場だかがあったな何を作ってるところだろうそれはそうとこの前ここに来たのは何年前だったかなその時は誰それと来てBBQをしてこんなことがあったなでもこれはダンナさんと出会う前の話だからここではできないな……」というような感じで、ずーーっと頭の中で繰り広げられてしまう訳です。
それでも街中よりは情報量は少ないのでずいぶん楽ですが。
例えば。
社内などで床に輪ゴム(ゼムクリップや小さな紙くずなどでも)がひとつ落ちている。
誰も気づかない、もしくは気づいてもわざわざ拾う人もいない。
それが気になって気になって仕方がない。
ほとんどの場合は自分が拾って処理するのでいいのですが、タイミングなどで拾えないことがあった時が問題です。
ものすごく後悔して、2日も3日も気になることもあります。
「どうしてあの時に拾わなかったのか。」
「見て見ぬ振りをした自分を誰かが見ていたら、なんと思っただろうか。」
数日後にわざわざ拾いに戻るまで続いたりします。
そんな非常に細かいどうでもいいような様々な「気になること」が、毎日毎日四六時中起こります。
さらには。
リラックス効果のために小さな音でBGMが流れているような場所では、音楽が気になって気になって仕方がありません。
よほど何かに没入した時以外は常に頭のどこかで意識してしまい、リラックスどころではありません。
何回ループしたか覚えていることもあります。
だからBGMとしての音楽が苦手です。
聞くことに意識を取られすぎて他の事に手がつかなくなるからです。
家で音楽を聞いているとまったく他の事が手につかず、話しかけられても気がつきません。
イヤホンなどで聴きながら外に出ると、長年通い慣れた道を間違えたり電車を乗り過ごしたりすることがあります。
さらには大きな音が聞こえるとかなり動揺します。
バイクやサイレンなどの大きな音が近くで聞こえると手が震え動悸が起こり、思考が止まってしまいます。
足が止まってしまい歩けなくなることもあります。
目覚まし時計やアラームは最小の音量でないと、文字通り心臓が止まりそうになります。
じゃあなんで、あんな大きな音の出る和太鼓が好きなんだと言われると困ります。
大きな音が「嫌い」というより「動揺する」という書き方をしたのは、全部の感覚と神経を瞬時に持っていかれるからです。
「圧倒される」という方が近いかもしれません。
全感覚を埋め尽くす、和太鼓のあの音と振動。
暁天の演奏を聴きに行く時は「入り込んでしまっても大丈夫。」という安心感があります。
自分の持てる能力すべてを集中して、見て聴いているので、逆に他の瑣末な情報をシャットアウトできるのでとても心地いいのです。
そういや若い頃にクラブ通いをしていた頃も、スピーカーの前が好きだったなぁ。耳痛かったけど。
だから話しかけても上の空だったりお返事ができなかったり、おかしなテンションだったりしても、どうか勘弁してください。
なんだか言い訳みたいになってしまいましたよ。
私の文章がとかく長くなりがちなのは、こうした頭の中をすべて文字に書き起こそうとしてしまうからです。
だから、文章を書くのは好きですが上手くはない。
話題がどんどん飛んでしまう。
ブログに書くのが精一杯てとこです。
ちなみに寝ること以外の私のリラックス方法は「頭の中で数を数えること」です。
息を吸って「いー」吐いて「ち」
吸って「にー」吐いて「い」
このリズムでひたすら数えます。
これ以上何も考えたくない時、脳みそが疲れちゃった時には効果があります。
あれ?なんの話でしたっけ?
結果、暁天が大好きってことですね。