なるをの日々徒然

日々のアレコレをツレヅレします。

彼に惹かれる理由

今回はまさに「自由な空想」です。

完全なる「個人的な見解」です。

それをご理解いただいた上でお進みください。

 

〜〜〜〜〜       〜〜〜〜〜     〜〜〜〜〜

彼には同じ匂いを感じる。

 

分析が好きというか無意識にしてしまうので、いつだってなんにだって「理由」が知りたいんです。

 

どうしてこんなにも彼に惹かれるのか。

その理由を知りたい。

 

 

ある時突然、私の人生に彗星(もしくは隕石?)のように現れて、瞬く間に私の興味と好奇心と憧れをさらっていった彼。

 

その多くの才能も癖の強い性格も、深く掘り下げて想像してみるには、あまりにも魅力的。

 

自分がHSPだと知ってから改めて周りを見回してみると、あの人は違うな、あの人はそうかもしれない?と思うことがあります。

 

「彼」が「そうである」と断じてしまうことは私にはできない。

ただの想像と、同じような匂いがすることを(もしかして)喜んでいるのかもしれない。

 

自覚があるのかもしれない。

知らないまま苦しんでいるのかもしれない。

自覚した上で隠したがっているのかもしれない。

彼のファンの中には不快に思う人がいるかもしれない。

 

様々な理由で、ここでは彼の名前を伏せることにします。

 

周りの微妙な空気の変化に敏感で、驚くほど気にしすぎる。

誰よりも一手、二手先を読んで行動する。

状況に応じて自分の立ち位置を素早く理解し、行動できる。

広く浅い人間関係を築くことより、狭くても濃密な関係を好む傾向がある。

自分を真に理解してくれるほんの一握りの人にしか本当の自分を見せない。

ひとりの時間が好き、というよりも絶対的に必要としている。

感覚的に敏感で音楽や映像に惹かれる。

常に頭の中に溢れてくる「物語」を記し、残したいという衝動。

 

そして

常につきまとうどうしようもない孤独。

 

そんな自分をなかなか理解してもらえないことに、常に少し傷ついている。

 

そして、そんなふうに「難しい自分」が、案外嫌いじゃない。

 

という「内包的な矛盾」

 

ファンの中には彼のそんな魅力を、揶揄を含みつつ「闇が深い」と表現する人も多い。

確かに彼の特質を知らなければ、ものすごくめんどくさい難しい人であると思う。

彼の過去の伝説はたくさんあるけれど、私にとってはどれもとてもよく理解できる、共感できるエピソードばかりだ。

 

聞けば聞くほど、生きにくい人生を送ってきたようにも思える。

悲惨とも言えるエピソードが多いけれど、案外それらを客観的に眺めることができるスタンスを、早くに身につけていたのではないかとも思う。

そんな風に、いつも自分をTPS視点で見ているような感覚はとてもよく理解できる。

 

そういった観点から彼を見るようになってからは、ますます惹かれていくのです。

 

安易に「闇が深い」とは言いたくありません。

辛くなかった訳がないですから。

 

それでも、エンターテナーとしての彼のやり方を見ていると、私たちが彼の「内面」だと思わされている数々のエピソードも、実は彼の巧妙に計算された「パフォーマンス」ではないかと思ってしまう程度には、彼のことが理解できてしまうのです。