「普通」な日々。
Twitterでとあるツイートを見て。
社会が想定する「普通」が厳しすぎる、という言葉で少し救われた気持ち。
生まれてこの方ずっと自分はいわゆる「普通の人」と思っていて特に疑問も持たずに生きてきたんだけど、この2年ほどの間は、かつての自分が考えていた「普通」とはずいぶん違ってきてしまっている。
HSPである事に気づいたことで、いろいろな疑問や不安に答えが見つかったのはよかったんだけど、仕事を辞めて引きこもって、特に何もしない日々を過ごしていく中で、どんどん不安も大きくなってきているのも事実。
体調も一向に良くならないし未だに抑うつ状態に陥ってしまうこともあるし。
今でこそ身近な人は「長年働いたんだからゆっくりしたらいいよ」「お疲れ様でした」と労ってくれるけど、それはいつまで言ってくれるのかな?
「まだ働いてないの?」「いつまでのんびりしてるつもり?」といつから言われる(思われる)ようになるのかな?
そんな不安が常にじわじわと心を責めてくる。
リアルの友達とほとんど連絡を取らなくなって2年。
気軽にLINEを送ることもできなくなってしまったけど、「会いたい」と言えば実際に会ってくれるネット上の友達は増えたし、今の状況を家族は喜んでくれることも多い。
とにかく忙しかった頃と比べるとダンナさんは「やっと普通の生活が送れるようになってよかったね」と言ってくれる。
仕事をして経済的に自立していることが普通だと思っていたけど、そんな風な考え方もあるんだな。
毎日家事をして時々それもサボって、好きなゲームをしてyoutubeを見て、外出と言えばスーパーに行くか整体に行くか病院に行くか。
そんな生活は「普通」なのか、それとも?
辞書で調べてみると「普通」の対義語は
「希少」「奇抜」「異常」「特別」
「普通じゃない」=「異常」ではなくて、いろんな考え方がある。
普通の反対が「異常」一択でなくてよかった。
少なくとも今の私の状態は「異常」と決めつけたものでもないかもしれない。
そんな事を考えてしまう、この辺りでは珍しい雪の舞う朝。
今日も今から整体とスーパーに行ってきます。