暁天推しの軌跡〜その1「邂逅編」
「和太鼓パフォーマンスグループ 暁天」との初めての出会いはYouTubeの動画でした。
それまではいわゆる「箱推し」だった三人称の、鉄塔さんが和太鼓をやっているシーンが「どこイキ浅草編」で見れる、というのを知ってなんとなく見てみたのが最初でした。
演奏前に会場(俗に言う「ロシアへの登竜門」BIG SHIP)の前でドンさんぺーさんと立ち話をする鉄塔さんは、相変わらずヒョロっとして笑いジワのある「しばんちゃん似」のいつもの鉄塔さんでした。
ところが。
メガネを外し衣装をまとってステージに立つ鉄塔さんは、その時初めて出会った「賽助さん」でした。
その瞬間から鉄塔さん推し(というより賽助さん推し)が確定し、それは今もなお確固たる礎となっています。
「どこイキ浅草編」は何度見たことでしょう。
おそらく私が今までに見たすべてのYouTube動画の中でも最高クラスの再生回数を誇っていると思います。
1時間ほどの動画の中で、演奏シーンは何分何秒から始まる、バチを飛ばすシーンは何分何秒、なんてことまで頭に入っていました。
小さなiPhoneの画面で100枚以上スクショを撮り、仲間内では「スクショ職人」とまで呼ばれました。
ドンさんぺーさん始め、ファンの方達も来られるということで、体調不良を押していつもより張り切っちゃう賽助さん。
張り切りすぎていつもは飛ばさないバチを飛ばしちゃう賽助さん。
2曲演奏した後は顔色が土の色になっちゃう賽助さん。
どの賽助さんも愛おしいです。
そしてその時から、私の「暁天推しの歴史」が始まったのです。
聖地巡礼と称して浅草のBIG SHIPの前まで行き記念写真を撮るのは、まだもう少し先の話。