閑話休題。
ご無沙汰しております。
毎日、雨雨雨。
蒸し暑うございますな。
体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
どうかご自愛くださいね。
さて、しばらく前に書き終えていた暁天推しの軌跡「六行会編」ですが、なんとなく上げられずにいました。
はっきりとした理由は自分でもよくわかりませんが、軌跡と称した思い出の記録もそろそろ終わりに近づいてきた、そんな予感がしています。
ゲームを自分でもやっていた頃はRPGが好きでした。
大好きな作品のエンディングが近くなると急に歩みが遅くなり、終わってしまうのが惜しくて最後のラスボスを残してやらなくなってしまう事が割とあったんですが、今の心境はそれに近いかも。
書きたいと思っているのは、残すところ「オリンピックツアー編」と「浅草花劇場編」。
どちらも演者と観客の距離が物理的にも心理的にも近くて、思い出深いです。
下書きは少しずつ書いていますが、またアップするのは少し先になるかも。
エンディングを迎えるのがこれほど辛いのは、今までありませんでしたよ。
暁天推しの軌跡〜その8「六行会編」
六行会は「りっこうかい」と読みます。
東京の品川近くにある、ホールの名前です。
暁天で六行会、と言えば、単独公演の事なのです。
チルドレンズフェスティバル、というお子どもさんに向けた文化振興イベントがありまして、夏休み期間の8月始め頃に行われます。
そのチルフェスの一環で暁天が初の有料単独公演を行ったのが2018年。
正確には「ラストユーダイ」があったので、ほんとの初めてという訳ではありませんが、公式では2018年の六行会が初、ということになっているようです。
もちろん、午前の部午後の部、両方ともチケットを取りましたとも。
演奏されたセトリも午前と午後では違いましたので、両方観れてラッキーでした。
2018年の六行会は、前年にイギリスへ留学していたかのおさんが丁度帰ってこられたタイミングでした。
ステージには立たれませんでしたが、受付など運営のお手伝いに参加されていたのです。
1年ぶりにお姿が見えた時は、思わず「おかえりなさい!」と言ってしまいましたよ。
250人程が定員のホールでしたでしょうか。
初めての単独公演ということで、暁天メンバーのご家族やお友達もたくさん呼ばれていたようです。
賽助さんのお母様(きょうこさん)を初めてお見かけしましたが、賽助さんがおっしゃるように「そっくり」でした。
もちろん紹介されたわけではありませんが、一目見ただけですぐにわかるほどでしたよ。
大変お美しい上品な佇まいの奥様でした。
この年の六行会は、ワークショップがありました。
抽選で20名、ステージが始まる前の1時間、暁天メンバーから直々に和太鼓の手解きをしていただけるのです!
参加しないわけにはいきませんよね!
幸運にも当選し、初めて暁天の皆さんと同じステージに立った時は感動で足が震えましたよ。
シンプルなリズムを教えていただきましたが、すぐに「これは感謝(クンサー)のリズムだ!」とわかりました。
そして本番では、暁天メンバーと一緒に感謝(クンサー)を演奏したのです!
もちろん演奏と言えないほどゆっくりと、20人が入れ替わり立ち替わりでワンフレーズだけ、というものでしたけれど、「暁天の皆さんと一緒にクンサーを演奏したことあるねん!」と自慢してもいいと思ってます♫
実はその年の1月に、仲良しのフォロワーさんと2人で、つゆポンが開催されている和太鼓の個人レッスンに参加しました。
動画を見まくっていたので楽曲も覚えていたし、自分も太鼓叩けるんちゃうか?と錯覚していたのですが、実際は全然できませんでした。
暁天の皆さんはいかにも楽しげに軽々と、しかも振り付けありで打っていますが、めちゃくちゃ難しくて体力的にもめちゃくちゃハードな事をされているんだと、改めて感動しましたよ。
そしてその時に記念に、和太鼓のバチを購入したんです。
つゆポン直々に名前を書いてもらったマイバチです。
もちろんワークショップにも持って行きましたが、実はマイバチは使いませんでした。
ワークショップでは普段暁天の皆さんがお稽古の時に実際に使っているバチを使用すると聞いて、「暁天メンバーの汗が染み込んだバチを使いたい」と思ったわけですよ。
わかっていただけますよね、このファン心理。
ワークショップに参加した人は、最前列に優先的に座らせていただく事ができました。
ステージ途中で壇上に上がるからです。
おかげで最前列中央のかぶりつきでステージを見ることができました。
六行会2018の公演は後にDVD化され販売されましたので、お待ちの方もいらっしゃるかと思います。
私、映ってたんですよ!
DVDは3枚買いました♫
当日は到着した時間が早すぎて、顔見知りの暁天ファンの皆さんと近くのファミマでおしゃべりしながら、時間を潰したのも良き思い出です♫
そして2019年も、六行会で同じくチルドレンズフェスティバルの一環で公演をされました。
もちろん行きましたとも!
この年はワークショップは無かったのですが、つゆポンが個人で運営されている「つゆ本舗」という和太鼓教室の生徒さんたちがオープニングアウトの演奏をされました。
その時の楽曲が「風雅(ふうが)」
後に浅草の花屋敷にある花劇場での暁天定期演奏で、最後に一度だけ演奏された幻の楽曲でした。
2019年の六行会は「6人フルメンバーでのステージ」でもあるのです。
本業が何かとお忙しい皆さんですから、なかなか6人全員が揃っての演奏というのは見れません。
かなり足繁く通ったと自負する私も、6人揃った演奏を聴けたのは、この2019年の六行会とオリンピックツアー千葉桜木町の時だけです。
そんな貴重な公演でもあった2019年の六行会は、心に深く刻まれています。
動画の撮影はもちろん禁止でしたので、記録には写真しか残っていませんが、記憶にはしっかりと残っています。
その年のロシア公演のステージのアレンジ。
単独公演ならではの、時間を気にせずアドリブらしき笑いをはさんだ、暁天らしいステージです。
あれからもうすぐ2年経つというのに、首からピカチュウのぬいぐるみをぶら下げながら真顔で太鼓を打つ賽助さんの姿をありありと思い出す事ができます。
(ちょうどその頃に、鉄塔さんはポケモンの動画を配信されていたのです)
楽しくてかっこよくて、感動するステージでした。
2019年の六行会の公演は、残念ながら未だDVD化されていません。
その夏以降、暁天の皆さんがお忙しくされていたのと、その後のコロナ禍で制作が伸び伸びになってしまってからの休止宣言。
ステージの録画は残っているという事ですので、是非とも!是が非でも!切に!DVD化をお願いしたいです!!
また3枚買います!
暁天推しの軌跡〜その7「ロシアの旅後編」
2017年のロシアへの旅は、今までとは様子が違います。
暁天の和太鼓担当、プロの和太鼓奏者であるつゆポンが、本業のお仕事と日の出の日程が被ってしまい、まさかの4人暁天でロシアへ!
この時は本当にたくさんお稽古されてましたね。
TwitterやInstagramには日々、お稽古の様子がアップされ、一生懸命な姿をたくさん拝見しました。
メンバーそれぞれもお上手なんですが、やはりプロ奏者であるつゆポン不在というのは大変なのでしょうね。
実際のステージの動画を見ても、「つゆポンの音」があるのとないのとでは、楽曲の聞こえ方がずいぶん違う印象です。
それまでも、本業の都合などで誰かお一人が欠けた4人暁天の演奏は聞いたことがありましたが、常につゆポン(と賽助さん)はいたのです。
暁天皆勤賞です。
「定番曲のつゆポンパートは誰が打つんだろう」という楽しみと、ほんのちょっぴりの不安を感じていたのを覚えています。
実際のステージは、今までのホールでのステージとは違い、なにやら体育館のようなところに作られた、今までよりは少し小さめのスペースでの演奏でした。
イベント自体を行う場所が変わったようです。
いつもは5人で打っている定番曲を4人用にアレンジされていたり、新曲「パノラミカ」「ソンツェ」の披露があったり、今までのステージのような「劇仕立て」ではありませんでしたが、落ち着いて楽曲を楽しめる演奏でしたよ♫
注目は、メンバーからの曲紹介をロシア語でされた事!
メモを見ながらではありましたが、ちゃんと通じてたし、ちゃんとウケてましたね。
外国語が堪能なそうしさん、ロシアでは現地の方との窓口の様な役割をされているとか。
ロシア語の発音もお上手でした。
ちなみに、日本では賽助さんが1番人気ですが、ロシアではそうしさんが大人気だそうです。
現地のファンの方が撮られた動画は、そうしさんがメインで撮されているものも多いです。
イケメン担当の名に恥じない花のかんばせに、身長180cmを越えるスラっとしたルックス。
いつもニコニコ笑顔がステキなそうしさんですから、さもありなんという感じですね♫
さらに、個人的な注目点がもう一つ。
それは賽助さんの体格が素晴らしく良くなった事。
猛稽古の成果でしょうか。
スラリとしたままに、腕や胸の筋肉がくっきりムキムキ。
個人的に大好物です♫
そして以前まであった、しんどくなってきた時の腰の横揺れがなくなりました。
体幹が鍛えられたってやつですかね。
元々賽助さんは太鼓を打つ姿勢が美しかったんですが、これでますます素敵になりましたよ♫
2017年で1番好きな楽曲は「パノラミカ」
締め太鼓の賽助さんとちょびさん、長胴太鼓はかのおさん、センターには桶太鼓のそうしさん、この3種類の太鼓でそれぞれ違うリズムを奏でます。
最初は違和感があるような、なんとも不思議な感じなのですが、途中からそれぞれのリズムが収束してきてビタっと揃った時は「おぉーー!」と感動しましたよ。
注目はちょびさん。(ちょびつきあめみや、ピン芸人、舞台俳優、カラーはイエロー、暁天のMC担当)
柔道で鍛えたパワーで普段は大きな長胴太鼓を力強く打っていますが、この時は締め太鼓で賽助さんと同じリズムを担当。
非常に速くて細かい繊細なリズムを、ちょび助(賽助さんとちょびさんの2人コンビをこう呼びます)がピタッと合わせた時は感動しました!
この頃は、ロシア用に新曲を作って4月のロシアで初お披露目、その新曲はその後6月の台湾フェスティバルで日本初披露、という流れができていました。
とてもありがたいことに、この2017年頃から、暁天のマネージャーさん(すたっふさんとお呼びしてます)によるTwitterやInstagramでの暁天の活動報告が頻繁に行われるようになり、日本に居ながらロシアでの様子を伺えるようになりました。
本当にありがとうございます!!
そして2018年。
この年、暁天は日の出JAPANに参加しませんでした。
日の出ではなく、ロシアの他の地域での公演行脚に出かけられたのです。
カザンという街を中心に、何ヶ所かで演奏をされたそうです。
記憶では3ヶ所ぐらい、だったかな?
ステージだけでなく、現地のテレビ出演や新聞の取材も受けられていました。
賽助さんの変顔がデカデカと新聞に載ってしまい「なぜこの写真を選んだ⁈」とネタにされていましたね。
この取材の時のインスタストーリーで、すたっふさんが「日本の皆さんに一言」と振られた時に、賽助さんはなぜか標準さんの結婚に言及され、「聞いてないんだけど!」とおこでした。
今だから言えますが、そのストーリー中にすたっふさんがうっかり賽助さんを本名(下の名前)で呼んでしまう、というハプニングもありました。
すたっふさんも玉川太鼓出身の同窓生ですから、普段は本名で呼んでおられるんでしょうね。
リアルタイムで視聴していたリスナーは、聞こえないふりをしたのか気づかなかったのか、華麗にスルーされていましたが、一瞬なぜか私が冷や汗が出たのを今でも覚えています。
そしてこの年にお衣装もリニューアルされました。
インは黒をベースに担当カラーを合わせた着物風、長羽織はベースの生地がシルバーから真っ白の地模様入りに。
とても上品かつ、さらにかっこよくなりました。
おそらく、この2018年のロシアにてぃけしが初参加することで、てぃけしカラーのオレンジ衣装を作るタイミングでリニューアルされたのでしょう。
雪の残る寒い中、移動の多い大変なツアーだったようです。
公式の動画も残っておらず、当時見た生配信や24時間で消えてしまうインスタストーリーの記憶、わずかにYouTubeで見つけられた現地の動画、残っている貴重な写真などを見ながら記憶を頼りに書いております。
残っている記録は少ないですが、オンタイムでは移動中やホテルの様子、お食事(もぐもぐタイム)の様子などをたくさんライブ配信してくださっていました。
ホテルでの寝起きシーンや珍しい食べ物にチャレンジするシーンなど、とても楽しませていただきました!
ありがとうございます!
2018年のロシアでの新曲は「氷火(ひひ)」
後に私が暁天の曲で1番大好きになる楽曲です。
初めて生演奏で聴けたのはその年の台湾フェスティバルでしたが、当時のロシアからの切れ切れで画像もあまり良くない中で氷火を初めて聴いた時には大興奮で感動しましたよ。
長くなってきましたが、最後の日の出2019年について。
2020年からはコロナの影響もあり、日の出イベント自体がお休みとなってしまったため、暁天が行くロシアの旅も2019年が一旦最後になってしまいました。
この年は、かのおさんがお仕事の都合で不参加。
とうとう6人揃ってのロシア遠征は、見れないままでした。
そしててぃけしが日の出初参戦。
現地の日の出暁天ファンの方たちにとっては、あの人誰?状態でのステージです。
そこを逆手(?)に取った「鰓(ロシアバージョン)」の演出は、大変面白くて見事でしたね。
こちらの動画はYouTubeのHinode Power Japan2019公式さんに残っています。
また、現地のファンの方が投稿された動画もあります。
公式さんとは別の角度から見てみたい、という方は検索してみてください。
この年の新曲は「囀(てん)」。
不思議な雰囲気の面白い楽曲で、賽助さんそうしさんの「ファン得」の演出に注目です♫
そしてこちらも大好きな楽曲「鰓(えら)」のなんとも楽しい演出♫
この演出にはロシア語バージョンと日本語バージョンがあります。
ロシア語バージョンは2019年のロシアで、日本語バージョンは2019年の六行会単独公演でお披露目されましたよ。
ネット環境の進歩もあって、ロシアからの生放送もずいぶん良くなってきました。
イベント会場内をライブで案内してくれたり、ワークショップの様子や舞台裏の楽屋の様子を見せてくれたり、ロシアに行っておられた期間中はスマホが片時も手放せない、追っかけ強化期間でした。
まだまだ書きたい事はたくさんありますが、ダイジェストでもこのボリューム。
しかもロシア編だけで!
それだけ5年間の楽しい思い出を本当にたくさんいただきました。
ありがとうございます♫
さて次回は大切な思い出、六行会公演について書きたいと思います。
暁天推しの軌跡〜その6「ロシアの旅前編」
タイトルだけ見ると、あたかも私がロシアに行ったかのように思われるかもしれませんが、さすがにそれは無理でした。
2018年は暁天が生まれたきっかけとなった、ロシアはモスクワでの「日の出POWER JAPAN」イベントを現地で観覧するツアーというのがあったので、フォロワーさんと本気で考えた事もあったんですが、お金と休みの都合がつかず諦めて正解でした。(確か5日間ぐらいで40万円ぐらいだった)
2015年〜2017年と3年連続で参加されていたんですが、2018年だけ、暁天は日の出POWER JAPANには参加しなかったんです。
それを知らずに行ってたらコトでしたよ。
という事で、行ってもいないロシア編は、動画を見漁った記憶を頼りに、2015〜2019年の5年間を前編後編に分けてダイジェストでお送りします。
なにせ5年分、今回はずいぶん長くなりそうですよ。
2015年、暁天が生まれるきっかけとなった「日の出POWER JAPAN」
ロシアで日本文化(主にアニメなど)を紹介するイベントだそうです。
当初は玉川太鼓へアプローチがあったところを、つゆポンへと話が回ってきたとの事。
そしてかつての玉川太鼓仲間であった、賽助さん、かのおさん、そうしさん、ちょびさんへお声掛けされ、そうして暁天が生まれました。
皆さんご存知、「どこイキ浅草編」の前年にあたります。
浅草にあるBIG SHIPという会場で演奏された1番初めの動画は、YouTube暁天公式さんから見る事ができます。
賽助さんがまだメガネをかけたままで演奏されているのがなんだか新鮮です。
(それにしても奇抜なデザインのメガネ)
2015年、初めてのロシア遠征でのステージは、なんとも不思議なとても面白い演出になっています。
暗転したステージに横一列に並んだメンバーが、1人ずつ順番にスポットライトを浴びながら始まるのは、暁天初めてのオリジナル楽曲「暁天打(ぎょうてんだ)」
5人のメンバーがそれぞれ、嗅覚、味覚、聴覚、視覚、そして触覚をイメージしたお面をかぶるところから始まります。
そして50分からなるステージのほぼ全編、お面のまま進行します。
途中、ロシア現地の和太鼓グループの演奏を挟みつつ、そちらの女性メンバーとの絡みなんかもあったりして、なんともコミカルで暁天らしい楽しい演出です。
女性5人と合わせて10人で打つ「ミレニアム」は迫力満点ですね。
2015年ロシア公演で私が1番好きな楽曲は「感謝(クンサー)」
お面を被ったメンバーが、なんとも不思議な動きをしながら演奏するアレンジは、この時にしか見ることができないロシアオリジナルです。
そしてステージが一旦終わり暗転。
ロシア語でのアンコールが鳴り止まぬ中、再びの暗闇の中から聞こえるのは「暁天打」。
するとお面を取った5人が並んで打っています。
厳しい顔つきで、暁天にしては珍しくニコリともせずに一心に太鼓を打つこのシーンは、コミカルで楽しいステージを見た後では、ことさら心に沁みます。
何度見ても鳥肌が立ちます。
2016年、再び暁天はロシアの地に降り立ちます。
前年のステージの大成功から、今度は暁天ご指名だったようで、ロシア現地ではファンクラブらしきものも発足されていたとかなんとか。
ロシア美女たちのハートも鷲掴んじゃったようですね。
この2016年のロシア遠征直前に、新衣装が完成。
それまでは黒いたっつけ袴の上に黒いアンダーアーマーのハイネックノースリのトップスを合わせ、それぞれの担当カラーの帯と地下足袋を履いていましたが、新しい衣装はたっつけ袴に黒いノースリVネックを合わせて、シルバー地に担当カラーの縁取りが入った長羽織を合わせています。
長羽織、めちゃくちゃかっこいいですね♫
数あるロシア公演の動画の中でも、私はこの2016年が1番好きです。
緊張感がありながらも、暁天らしさ満載のとても凝っていて楽しいステージなのです。
こちらもYouTube暁天公式さんに動画が残っています。
この動画はたぶん、暁天の動画で1番たくさん見たんじゃないかなぁ。
この年の日の出は、現地の暁天ファンの方が撮られた動画がたくさん残されています。
暁天のメインステージだけでなく、三味線奏者の澤田さんとのコラボステージ、屋外での演奏など、現地の暁天ファンの方が撮られた動画がYouTubeにたくさんアップされているのです。
そしてこの年の日の出で、玉川大学の後輩で後につゆポンの奥様となるうららさんと卒業以来の再会を果たされます。
(暁天推しの軌跡〜その4)
2016年で1番好きな楽曲は「酔鼓(すいこ)」
後にも先にも、この時にしか演奏されていないレア楽曲です。
ゲボ出ちゃう賽助さんが最高にかわいいのです。
メンバーで最年長とはとても見えないですね。
今になって見てみると、その後ますます演奏も上達されるし、新曲もたくさん出されるのですが、なんだか私は、この日の出2016年のステージが1番「暁天らしい」と思うのです。
お水の味⁈
北関東に移り住んで早2ヶ月が過ぎました。
都会っ子の田舎暮らしも悪くないなぁ、なんて少しずつ感じ始めています。
感じ始めてはいるのですが、文字通り、なかなか水に慣れません。
以前住んでいた神戸では、浄水器を使わずとも蛇口から直接美味しい水が飲める「超軟水」だったのですが、この辺りは地盤が石灰質らしく、かなり硬い水です。
飲んでみてもはっきりわかる硬水で、まるで毎日コントレックス(ペットボトルで売られているちょっとお高めの硬水)を飲んでいるようです。
最初のうちはお通じに効くかも⁈と喜んでいましたが期待したほどではなく、他の事でいろいろと難しい点が出てきました。
まず、お出汁が上手くとれません。
分量を計って同じように作っても、どうも味が違う。
関西風のお出汁の味が出ないのです。
外食をしても、塩味ばかりが目立って美味しいと感じられません。
チェーン店は恐らく、全国どこでも同じレシピで作られていると思うのですが、それでも、そもそもの水の味が違えば、同じ味にはならないのでしょう。
味についての最大の難点は、麦茶が美味しく作れない事です。
コーヒーぐらい濃い味のものであればあまり違いを感じませんが、紅茶だと風味が少し違うのがわかります。
この世で一番好きな飲み物で、私の身体の命の水である麦茶の味が全然違うのが大問題です。
しっかりと煮出しても、あの香ばしさが出ないのが辛いです。
お肌の調子も安定せず、髪もパサついています。
あまりに髪の調子が悪いので、思い切ってバッサリ切ってしまいました。
洗濯もそう。
洗剤や柔軟剤は同じものを使っていますが、上手く汚れや匂いが取れなかったりします。
元々住んでる方もたくさんいるので、本当のところは、今感じているほどの事ではないのかもしれません。
身体や味覚が慣れてしまえば、なんて事はないのでしょう。
それでも、水は身体を作るベースになるもの。
慣れるまではなかなかしんどいものですね。
暁天推しの軌跡〜番外編
暁天推しの軌跡のナンバリングとして、次はロシア編を前後編で、と思って書いているんですが、これがなかなかのボリュームになってしまい、まとめきれずにいじくり回しております。
そこで閑話休題ということで、今回は番外編を。
暁天メンバーの6人は本当に多才で多彩な方ばかりなんですが、それぞれが奏でる「音」もまた多彩なのです。
純粋なパワーの違いだけでなく技術的に特化されている部分もそれぞれ違うし、解釈の違いや性格的なものあるのかな?
同じ楽譜を読んでいても、紡ぎ出されるメロディはさまざまなものがあります。
いつも必ず6人揃うわけでもないので、メンバーの集まり具合によっては、いつもと違うパートを打つ事もあります。
これが面白い♫
あの人はこう打つけど、この人はこう打つんだ!という新たな発見があったりして、いつもの楽曲がずいぶん違って聞こえたりするのはとても新鮮です。
「音」を「言葉」で表現するのは難しいですが、私なりに暁天メンバーの皆さんの「音のイメージ」を言語化してみました。
(以前「花、植物」に例えた事もあるんですが、それと一部被っているところもあります。)
つゆポンは「優雅で強い」音。
確かな技術とパワーを備えた人だけが持っている余裕が、あの激しさを秘めた優雅さを生んでいるんだろうなぁ。
クールに見えるけど触れるとめっちゃ熱い、そんな音。
賽助さんは「繊細でエロい」音。
丁寧に緻密に音を重ねていくことで、薄いベールを幾重にも重ねたような、そのベールがひらひらと風にたなびいて向こうに情熱がチラリと垣間見える、そんなエロさを感じる音。
そうしさんは「自由で奔放な」音。
もちろん楽譜には沿っているんだけど、なぜかそうしさんはいつも、即興で思うがまま、好きなように楽しく打っているかのように思える。
太鼓を打つ喜びが伝わってくる、そんな音。
ちょびさんは「明るくて優しい」音。
力強いけれど独りよがりでなく、いつも誰かと手を繋いでいるような、誰かを励ましているような、人との繋がりや誰かを元気付ける優しさを感じる音。
かのおさんは「自在で穏やかな」音。
柔らかいからこそ誰かをフォローしたり優しくできたり、そんなフレキシブルな自由さを感じる音。
自分を主張しないけれど、でも必要不可欠、そんなイメージ。
てぃけしは「元気で天真爛漫な」音。
上手くいっても間違えても、どちらも目立つけれどみんなを笑顔にする無邪気な音。
自分は忘れてしまっていた一生懸命さが胸を打つ、爽やかでがむしゃらな熱い音。
何年も続けて聞いていると、楽曲としての成長や変化、メンバーの皆さんの変化などにも気がつきます。
例えば2016年頃まではずいぶんスリムで細身だった賽助さんは、2曲も連続で打つと強い音を出す度に腰が横に振れて、ずいぶんしんどそうだった。
2017年、つゆポン抜きでロシア遠征に行く事になって、おそらくめちゃくちゃ練習をがんばられたんでしょう。
身体付きがひと回り大きくなってスタミナも付いたのか、腰がしっかりと座って振れなくなってからは、音も強くなってブレが無くなった。
(この辺りから賽助さんの音にエロさが出てきた)
推しを追う、というのはこんな変化を見る事ができるという事なんですね。
これらは私の勝手な個人的な想いであり、すべてに「暁天への愛」が込められています。
仮に、万が一、そんな事ないと思うけど、メンバーの方がこれを読まれたら怒られるかもしれないけど、暁天愛に免じてなにとぞお許しくださいませ。
暁天推しの軌跡〜その5「ラストユーダイ編」
2017年は私にとって、人生最高の「アタリ年」でした。
三人称のトークイベントの抽選チケットはすべて当選。
最難関と言われた、収容人数100人の柏ALIVEのチケットさえゲットしたのです。
そしてその波に乗り、暁天初めての有料ライブ「ラストユーダイ」(2017年8月)のチケットも手に入れました!
しかもつゆポンの結婚披露パーティの翌日!
一往復分の交通費が浮いた!
なんともナイスタイミングでした♫
「ラストユーダイ」とは。
暁天メンバーの叶 雄大さん(かのうゆうだい、カラーは青、かのおさん)は劇作家、演出家をされているんですが、その勉強のためにイギリスへ留学することになり1年間暁天活動をお休みされるため、その送別会のためのステージなのです。
あのホールも収容人数は100人ほどでしたでしょうか。
もちろんチケットは完売、早めに申し込んで正解でした♫
私は旅立つかのおさんのために色紙を用意し、当日会場周りに三々五々集まっている暁天ファンの皆さんに声をかけ、餞の言葉を書いていただき、無事かのおさんに渡すことができました♫
ちなみに、前回の台湾フェスで背の高い見慣れない顔が太鼓の設営を手伝っているなぁと思っていたら、それがてぃけしでした。
このラストユーダイで正式に暁天加入(入天)が発表され、初お披露目でしたよ。
当時でさえ平均年齢がアラフォーだった暁天に24歳のてぃけしはピカピカでピチピチでキラキラ光って見えました♫
お兄さん達にイジられ倒すてぃけし、かわいかったなぁ♫
さて、まだ開場する前。
相変わらず喫煙できる場所を探してその辺りをウロついていた私は、偶然会場の裏手へ。
そこには小さなスタンド灰皿がありました。
早速カバンをごそごそしていると、すぐ隣の搬入口に1台のバンが到着。
ぞろぞろと暁天メンバーが降りてくるではありませんか!
びっくりして思わず「おはようございます!お疲れ様です!」なんて、業界っぽい挨拶をしてしまいましたよ。
集まっていたファンの皆さんたちもそろりそろりと遠巻きに挨拶をしたり、顔を認知されている人は立ち話なんかもしていました。
ちなみに高木創史さん(たかぎそうし、カラーは緑、イケメン担当、そうしさん)は準備や片付けをすーぐサボるので有名なのですが、その時もファンの方とのお話しにすっかり夢中になっていましたよ。
搬入も終わり、しばらくして2本目の喫煙タイム〜♫と裏手に行くと、そこにはなんとかのおさんと賽助さんが!
暁天で喫煙されるのは、当時かのおさんと賽助さんだけでした。
「すみません、お写真撮らせていただいてもいいですか?」とお願いすると、どうぞどうぞ♫と快諾してくださいました。
おふたり並んだ写真を撮った後、2ショットもいいですか?とiPhoneを差し出すと、それを受け取ろうと手を出したのはかのおさん。
賽助さんも当然自分との2ショットであろうと、わざわざタバコを消して姿勢を正されましたが、かのおさんと、と伝えるとかのおさんは「え?オレでいいの?」賽助さんも一瞬キョトンとする、という、ある意味レアなシーンを見れました。
賽助さんが圧倒的1番人気なのはファンも暁天メンバーも周知の事ですけど、今日はかのおさんが主役の日ですもん。
しばらく会えないなんて淋しすぎます。
もちろんその後に賽助さんとの2ショットも撮っていただいたんですけどね♫
ラストユーダイは演奏中は撮影禁止、合間に撮影タイムを設けてくださいました。
演奏の映像はどこにも発表されていないので、いつまでも心の中で大切に残したいと思います。
そんなこんなで、この年の夏は暁天三昧というなんとも贅沢な大切な思い出の夏となりました♫