親しい仲にも礼儀あり
ツイッターでちょっといいな、と思った言葉があったので。
「恋人同士であっても品のある言葉遣いをしよう。」
言葉遣いや呼び名などは日常的なものなので、自ずとそれを発する時の表情や態度、心持ちなどに無意識につながってくるものだと思うんですね。
別にめっちゃ敬語じゃなくても、丁寧な言葉を選ぶことは、そのまま相手に対するリスペクトの現れだと感じます。
例え恋人同士や夫婦でも、生まれも育ちも違う他人同士。
どんなに心を許しても、相手に対する敬意や譲歩は絶対に必要だと思っています。
一般に関西弁は汚いと言われがちですが、確かに罵り言葉のバリエーションは多いような気がします。
中にはあえて、愛情を持って「あほやなぁ」なんて言う時もあります。
でもその場合は優しい表情であったり、口調であったり、言葉とは裏腹な愛情表現があってこそ。
ですから一概に言葉遣いだけが問題なのではないのかもしれませんね。
例えば、恋人(ダンナさん)から呼ばれる時に「おまえ」としか呼ばれた事がないとしたら。
ケンカした時も仲良しの時もいつも「おまえ」だとしたら。
私ならすごくイヤです。
「おまえ」はあくまでも「代名詞」。
誰にでも汎用できる簡易的な呼び方だと感じてしまいます。
私なら名前やあだ名で呼ばれたいなぁ♫
以前にも書きましたが、うちのダンナさんは割と丁寧に育った人なので人への態度などが優しいです。
マナーにもうるさくて、歩きタバコやポイ捨てはもちろん信号無視もしません。
車の運転も丁寧で安全。
ブスですが紳士なのです♫
そんな人なので、当然言葉遣いにも気配りを忘れません。
「ありがとう」「ごめんね」などはごく自然に言いますし、「おはよう」「おやすみ」「いただきます」「ごちそうさま」も欠かしません。
私がここのところがんばっているご飯も、必ず「美味しかったよ。ありがとうね」と毎日言ってくれます。
相手に対して、できるだけ親切で丁寧でありたいと思うことは決して堅苦しい事ではなく、そこに愛情や敬意があれば、とても温かくて穏やかな生活を送ることができると思います。
おかげさまで結婚して15年、お付き合いからだと18年ぐらいになりますが、今まで一度もケンカをしたことがありません。
もちろんお互いに気に入らないことや納得がいかないこともありますが、そんな時も感情に任せてぶつけるのではなく、丁寧に言葉を選んで、互いに冷静に議論できる状況を作ろうと心がけています。
夫婦なのに気を遣ってしんどそうと言われたこともありますが、私は至ってありのまま気ままに暮らしております。
感情のままにぶつけ合う方が、よほどしんどいと思うんですけどね。
我が家の在り方が正しいとか勧めたいとかそういうことではなく、これは単にノロケです。
あれ?そんな話だったっけ?