賽助先生 エッセイ書籍化おめでとうございます!
なんだか書きたい事が一気に押し寄せてきて、アップアップしながらとりあえず書き始めてみました。
まずは賽助先生、エッセイ書籍化おめでとうございます!!
webで連載されていた時はまだ働いていて、しかも人生で一番か二番目にしんどい時でした。
2週間に一度の更新をとても楽しみにしていて、心の支えになっていました。
その節は本当にありがとうございました!
エッセイが書籍化されるであろうことは、実はずいぶん前から存じ上げておりました。
ある方が、とあるイベントでうっかりリークしちゃったからです。
その時は「いつ発売」とまではわかりませんでしたが、それ以来1年近くずっと待っていたので、この度のお話は本当に感無量です。
改めておめでとうございます!
それなのにそれなのに。
限定サイン本の争奪戦に負けました……。
まさしく自分で首を絞めたのですが。
19時ぴったりにサイトにアクセスした1回目はビジーで入れずでしたが、即リロードした時には入れたんです。
やらかしたのはその時。
欲張った私は購入数を「2冊」にしてしまいました。
即座にカートに入れたものの、1冊しか無理との表示。
慌てて販売ページに戻り、1冊に訂正しましたが時すでに遅し。
その後も10分ほどリロードを繰り返しましたが在庫は更新されず。
直前に帰ってきたダンナさんにご飯を待たせてチャレンジするのは10分が限界でした。
しばらくリロードをがんばった方が在庫更新で買えた!という報告を見て、悔しいやら切ないやら。
もちろん店舗販売がスタートした暁には最低2冊は購入し、いつか暁天イベントが再開した時に賽助先生自らサインをいただく事を夢見ております。
1年近く楽しみに待ち続けたのに自分のミスで手に入れられなかった、この気持ちのやり場。
「賽助勢」を名乗る身には辛すぎる痛恨の結果でした。
そんなメンタルの状態で見てしまいました。
三人称のラストオブアス2の最終回。
(ここからは多少のネタバレを含みますのでご注意ください!)
この作品、初っ端から辛すぎるスタートでしたがストーリーがいくら進んでも誰も救われず、次々と大切な人が呆気なく亡くなってしまう。
1を見終わった時には、まがりなりにもハッピーエンド?かな?と思っていましたが、まさかこんな事になっていってしまうとは。
できるだけネタバレは避けたいのですが、少しだけ考察的な感想を書きたいと思います。
本作の舞台は1と同様アメリカ大陸ですが、おそらく世界中が同じような状況になっているであろう世界観です。
恐ろしいモンスターを退けながら必死で生きようとしながらも、段々と文明が消えようとしている世界。
すでに国境や州境もなく国籍、人種も入り混じった世界。
そんな中でトロフィー的に手に入る合衆国の州のコインはとても象徴的に感じました。
また、ストーリーのメインとなるキャラクター達もヒスパニック系やアジア系が活躍していました。
人種による差別がなくなった世界であっても、宗教や主義主張の違いで、やはり人は争ってしまう。
こんな世界になってしまったのにまた、同じ事を繰り返してしまう愚かさ。
メインのテーマである「復讐」もまた、人の愚かさと哀しさをこれでもかと見せつけられました。
ゲーム実況を見るというよりも、映画を見ているようでした。
エリーの手があんなことになってしまい、ジョエルに教えてもらったギターもマイナーコードが押さえられなくなってしまいました。
最後のギターのシーンではメジャーコードしか弾けなくなってしまっています。
ギターは置いて行ってしまいましたが、いつか時が経って、明るく楽しい曲が弾けるようになって欲しいと思いました。
それにしても蝶(蛾?)に関する鉄塔さんの考察はさすがでしたね。
なんだろうと思ってたけどなるほど!そうだったのか!と感心してしまいましたよ。
繰り返しあの蝶を描くエリーは、復讐という昏い闇に飲まれながらも、無意識にジョエルを悼み、恋しく思っていたことでしょう。
ともあれ素晴らしい作品でした。
ありがとうございました!
そんなこんなで、奥歯までガタガタ言わされた気分の状態で書いておりますので、長々乱文ご容赦ください。